前回「3」の事件
現れた2つのスペース
左のオレンジ色は300mm強の奥行き
右のピンクの場所は約600×600mmの広さ
突き当たりの奥が300mm程現れたことで、
全体的にキッチンを300mm後退させられるの?と思ったら
こちらの天井にも梁がありました。
梁があることで、レンジフードの取り付け位置は梁より手前。
慎重なサイズ決めとなります。
600×600mmの空間の奥には立派な柱があり、
左側の300mmの奥行が現れた壁面と直線で繋がるわけではありませんでした。
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最終的に、
キッチンは全体的に70mm奥へ移動できることになりました。
たった70mm?されど70mm!です。
実は、水栓側の天板は、水栓と手元隠しの立ち上がりの隙間がギチギチだったので
この70mmのおかげで少し余裕が持たせられます。
ミリ単位の攻防から解放されました。掃除しやすくなります♪
キッチン全体は70mmの移動に留まりますが、
壁奥の300mm強の空間はもう少し生かしたい。
図面にありますが、ニッチ棚を造作しましょう!ということに♪
そもそもはオープン棚2段を壁に取り付けようと想定していましたが、
コストは上がりますが、壁奥にニッチ棚を造る方が
安定感が出て収納力も上がります。
コンロの方まで開けるか、
手持ちのものを収納したらどうなるの?
なんて遊んでみたり・・・
そしてそして、右奥の600×600mm強の空間です。
画像ですでに鎮座してますが、あれが置けます!
そう、冷蔵庫!!
この場所に設置予定だったIKEAのBESTAはかわいくて魅力的でしたが、
こんな大物が綺麗に収まるなら、絶対こっちです!
手持ちの冷蔵庫は1~2人暮らし用のコンパクトなものですが、
ファミリー向けの標準サイズも入れられるスペースが取れました。
住宅としての汎用性もしっかり♪
元々冷蔵庫を予定していた左奥の位置には600mm幅の
IKEA引き出しキャビネットを追加すれば収納力が格段に上がるし、
そのキャビネットの上の天板にオーブンを置けば屈まずに使えます。
因みに、うちのオーブン、上を200mm開けないと
いけないのですが(ケチったので)上部の収納棚をニッチ棚にすることで
低い位置から造れるのでありがたいです。
冷蔵庫は右開きなので、以前の図面の配置だと通路が狭くて
扉が開け辛いけど我慢するというモヤモヤがありました。
ここを冷蔵庫置き場にすれば家電置き場の問題も解決です。
気持ちいい!
あと悩むのは、ニッチ棚の幅とタイルの範囲、キャビネットの引き出し構成くらいです。
決定したと思っていたことが事件によってだいぶ好転するとわかり、
一気に空が晴々した感じです!
リノベーションの可能性の広さ、醍醐味がどっと押し寄せた事件でした。