《テキスト多めです》
九州で続く余震と天候不良、
これ以上被害が拡大しないで欲しいですし
平穏な日常とは程遠い状況下の方々の
一刻も早い状況の改善を願ってやみません。
地震怖いですよね。
この国に住む限り、安全な場所はなさそうです。
だからなおさら自らを守る対策が必要です。
と言いつつ、
今自分が被災したらと思うと・・・
ぜんぜん対策ができていません。
過去を振り返りつつ、自戒のために記録しようと思います。
3.11の後、古いリュックにだいぶ簡易なものをまとめていたのですが、
リノベーション工事にあたって荷物整理した時に
リュックが加水分解してしまっていたので処分。
中身は・・・どこだろう。汗
災害時のマニュアル的な記事を多く見ますが、
個人的に刺さったのは以下のサイトでした。
参考にしつつ自分なりに荷物をまとめようとしているところです。
3.11、東京は震度5弱~5強でした。
(熊本で起きている余震相当です。これを思うだけで恐怖です。)
交通網は麻痺していたので職場から会社の人達と歩いて帰りました。
道に迷いつつ4時間近くかかったと思います。
途中、ビルからガラスの破片が降ってきてヒヤッとしました。
通りがかったコンビニの陳列棚はどこもほぼ空。
その日は9cmヒールのパンプスだったのですが、
ロッカーにコンフォートシューズを入れていたので助かりました。
今もスニーカー、靴下、下着、水、缶入りのお菓子を入れてます。
あの時うちの会社は備蓄ゼロでした。
そんな弊社、義援金を送金したと聞いて 改心したのかなと思っています。
家に着いたら、エレベーターは止まっていました。
部屋に入ったら、食器棚の扉が半開きで
お気に入りのお茶碗やコップが棚と扉の間に
きわどいバランスで挟まっていました。
扉がなかったら吹っ飛んでいたのでしょうか。
食器棚自体は突っ張り器具で固定していたので
ビクともしていませんでした。
電子レンジが10cmほど動いて落下寸前だったり、
細々としたものが落下・破損していました。
ガスは震度5相当で止まる仕組みですが、
すっかり頭になくて、まだ寒かった時期。
ガスファンヒーターが点かないし、
お湯が沸かせないしで一人で焦りました。
SNSに困った~と書き込んだら、
友達が復旧方法を教えてくれて事なきを得ました。^^;
食品はまあまあ家にあったのとトイレットペーパーは
買ったばかりだったので焦らずに済みました。
ストックしておくことは大切と思ったものです。
その後の対策として、
食器棚の中は全てIKEAのマットを敷き、滑り止めに。
耐震用ラッチが壊れていたので、外側にロックを付けました。
電子レンジの位置を見直し、
洗面所ニッチの扉は必ず閉めるようにして(よく半開きにしていました)
もともと低い家具ばかりでしたが、
高い場所には割れ物を置かないなど心がけました。
さらにその後
リノベーションをするにあたって、
部屋に合わせて造作したオープン棚はかっこいいけれど敬遠しました。
ディスプレイするようにお気に入りのものを収納したいけれど、
地震が起きたら・・・という目線が定着。
3.11の食器棚お茶碗事件は結構トラウマとなりました。
初期のプランで、食器棚は扉付きのものを希望していました。
IKEAのBESTAを予定していました。
結局、いろいろな流れを経てオープン棚を付けることになりましたが
食器の収納は殆ど引き出しへ、棚には転倒防止バーを付けたり
バーを付けない箇所には、IKEAのマットを敷いたりしています。
でもこれで十分ではないのは重々承知しています。
野暮ったくなるかな?と思いましたが、
好きな色の面積が増えたので逆に嬉しかったです。
冷蔵庫はまだ対策していません。
リノベーションで移動させた位置は、大地震が起きた場合
危ない動きをすると思うので、固定方法を検討中です。
我が家の大きな特徴である全面ループカーペットですが、
地震の時は物が落ちても少し衝撃を和らげ、
振動で家具が移動してしまうのもフローリングよりは
少なくて済むという利点はあります。
海外インテリアを参考にする方、とても多いと思います。
私自身Pinterestとか見るの大好きです。
・壁に額がたくさん飾ってあってかっこいい~
・棚のディスプレイ素敵~
・天井からダイナミックに吊り下げるテク、真似したい~
などなど思うことがありますが、ほぼ地震がない国のインテリア。
地震大国に住む者として適切なバランスを追求したいものです。
こちらのIKEAの額の窓はガラスではなくアクリル。
フレームは華奢で軽量。
もしも落下しても怪我は最小限で済むでしょう。
とても長くなってしまいました。。。
リノベーションでは少なからず地震を意識しました。
3.11が無かったら、違ったプランだったかも知れません。
今、災害が起きてから考えてる時点で残念な感じではありますが
経験を無にしないように前向きに考えたいと思いました。